皆さんこんにちは!学生チームの畑山です!🌱
この前、クリエイター博会場の朱雀門ひろばに足を運んで遣唐使船などにある説明文をたくさん読んでいました。
今より遠い昔に実際に人が存在して、こんな大きな船を作って航海をしていたという事実に圧倒されてしまいました。
もっとたくさん歴史に触れてみたい、そう思いました🌱
みなさんもぜひ足を運んだ際には歴史を感じてみてくださいね✨
今回の
クリエイター博個人ジャーナル第五弾
はそんな私にぴったりな方にインタビューを行いました✨
最後までご覧ください!!
今回の個人ジャーナルは、、
金田 國真さん
です!✨
・普段はどのような活動をされていますか?
美術刀剣類の制作をしています。
・活動の中で普段から大切にされていること、抱かれている思いは何ですか。
日本刀は平安時代末期のものがいまだ健全な状態で残っています。
つまり大切にされれば現代の僕らが作る刀も数百年と残っていきます。
後世に残っていても恥ずかしくない作品のみを世に出そうと心がけています。
・今回、クリエイター博への出展をご決断されたのはなぜですか。
古来より日本刀は戦場で使われる『武器』としての役割のみではなく、家やその跡継ぎである子への『御守り』としての役割を担ってきた存在です。
ですが現代では時代劇や任侠モノなどの影響もあり『武器』としての側面の『怖い』というイメージばかりを持たれている方が非常に多いです。
それとは別の側面、『御守り』としてのその『美しさ』を1人でも多くの人に知って頂きたく、その良い機会だと思いましたので今回出展させて頂くことにしました。
・クリエイター博ではどのような作品を出展されるご予定ですか。
数年前の日本刀のコンクールに出展し、賞を頂いた太刀を出展させて頂きます。
・出展される作品にはどのようなメッセージをこめられましたか。
質問の意図とは離れるかもしれませんが、僕は工芸家が作るものは中身が空の『器』だと考えています。その『器』にどんな想いや願いを込めるのかは持ち主の方だったりそれを見る人だと思います。
是非会場にて作品をご覧頂き、その時にどんなことを想い感じるのかご自身でお確かめください。
・クリエイター博ではどんな方に見ていただきたいですか。
昨今はゲームや漫画等から初めて日本刀の世界に触れる方が増えているようですので、昔から日本刀が好きだった方も新しく日本刀ファンになられた方も、老若男女問わず色んな方に見て頂きたいです。
・出展される作品のみどころやエピソードなどはございますか?
僕の刀は親方である河内國平(かわちくにひら)師の技術を受け継いで製作しているものです。
そしてその刀には親方が長年の研究の末に再現した『乱れ映り(みだれうつり)』とよばれる室町時代以前の刀にしか無かった働きが出てきます。
会場のライティングでは少し見づらいかもしれませんが、ただ刀全体を見るのではなく近づいてその鉄の色や刃文などの景色をご覧頂ければと思います。
・最後に、クリエイター博への意気込みをお願いいたします!
中々間近で日本刀をご覧頂く事も珍しいかと思います。
せっかくの機会ですので是非ごゆっくりと刀との対話を楽しんで頂きたいです。
金田 國真さん、ありがとうございました!✨
僕自身、日本刀を見たことがないのでとても当日が楽しみです💫
以上、第五回目個人ジャーナルでした!
最後までご覧いただきありがとうございました!🌱
次回もお楽しみに👀
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